冷たい雨が降った昨日の夜、事は起きた。
実家の寝室にいたところ、隣にあるビニールハウスのほうから猫?っぽい動物の叫び声が聞こえた。
最初は猫の喧嘩だろうかと放っておいたのだがなんだか今回は様子が違う。
というのも、叫び声が苦しそうな感じ、悪く言えば断末魔のような感じだったのね。
嫌な予感がして、慌ててスマホのライト機能を鳴き声の方向へ向けた。
光が強くないため、はっきりとは照らせなかったが、何者かの目が反射!
うちの近くではタヌキが出ると言われていたのでそれかも。
生で見たことはないけど、まれに道路で死体を見かけるから生息しているのは間違いない。
最近もっぱら外猫になってしまったナツがハウスで寝ていたところを襲われて、
首根っこを噛まれて巣穴に連れていかれたんじゃないか・・・
タヌキって結構デカいので、たぶん猫は勝てないんじゃないか。
(グーグル先生にも聞いてみたが、実際タヌキは餌に困ると野良猫などを襲うことがあるらしい。)
これは早く助けないとと思い、サンダルのまま外へ飛び出した。
足元泥まみれだけど関係ねぇ!
懐中電灯で家の外周を探したけど姿は見えず、呼んでも現れず。
一晩中、ナツは帰ってこなかった。
自然の摂理だからな・・・とはいってもやはり愛猫が殺されたと考えると人間、復讐心が芽生えるのね。
害獣の駆除は撲殺、銃殺、毒殺がポピュラーらしいが、
銃殺は猟銃もなければ免許もない。
撲殺は勇気が出ないな・・・
となると毒殺なのだが、毒団子を仕掛けるとそれこそまだ子供のコテツが誤食してしまう危険もある。
そもそも鳥獣保護法違反になり殺すどころか捕獲もダメなようだ。
悔しい!
今日の朝もナツは姿を見せなかった。
私は不安を抱えつつも外出。
そして!先ほど帰宅し、しばらくすると。
何事もなかったようにナツが餌を食べに家に入ってきた。
心配させやがってー!!心底ホッとした。
(※白黒がナツ、白茶がコテツ)
結局、真相は闇の中。
でも個人的にはあれはタヌキ(くらいの大きさがあった)と思うのだ。
簡単に駆除できない以上、何らかの対策を取る必要があると思う。
タヌキは作物も荒らすようなのだが、そういやうちは害獣対策何もしてない。
今までも○○が食われたーだの爺さんから聞いた気がするのだけど。
やる気ないのかなぁ・・・
鈴とかを張り巡らすとかできないもんかね?他の農家さんはやってるのかなぁ。
ペットが襲われるのを防ぐには完全に家の中で飼うとかの工夫も必要になる。
とりあえずタヌキは夜行性らしいので、
しばらくの間、夜は猫を呼んで家の中に入れておくことを母上に提言いたします。