俺のメモランダム

文系大学―(卒業)→専門商社営業ー(退職)→建築系専門学生ー(卒業)→設計事務所勤務という人生を辿っているアラサーのブログ。流し読みで読める軽さを持ちながらも、考え方、情報、良かったモノやコトをうまく発信して見ている人の日常をちょっとだけ豊かにできるのを目指して書いてます。

卒業設計の課題発表 (敷地決めまでの流れと、表紙・目次、設計主旨)

いよいよ卒業設計も佳境。
今現在で、図面関係はほぼ作り終わったので、
順次紹介していきたいと思います。

 


目次

 

 

1.中央工の卒業設計について


中央工の卒業設計は、
RC3階建のコミュニティセンター設計の後、
2年生の6月頃から始まる。

 

大学や専門学校によっては、複数人で合作する場合もあるけど、
中央工は1人でやるルール。

 

卒業設計は、今までと違い、敷地と建物用途を自分で決める。

 

 

2.敷地を決めるまで


敷地の選定は結構大事。
地域の特性を考えて設計をしたいと思っていたので、
自分がよく知っている地元の敷地を選ぼうと思っていたのだけど、
いざ始めるとかなり迷った。

 


用途としては、何か既存の施設や景観を活かすような商業施設にしよう!と
思っていたので、それを念頭に考えたら、
こんな感じに候補が乱立(笑)

 


・成田空港の敷地の一角(新ターミナルを計画)
成田山の参道の途中 or 新勝寺の隣接地 
手賀沼周辺    
利根川の土手沿い               
千葉ニュータウンのエリア内
ららぽーとTOKYO-BAYと船橋漁港の間らへん
船橋市場周辺

 


で、最終的に船橋市場に決定。

 


・川が2本流れていて、遊歩道がある
ターミナル駅が近くにある市場、という独自性
・海と里山が近いという独自性
闇市が栄えた等、独特な歴史がある

 

・・・とまぁ、他にはない特徴がたくさんあり面白そうだ、というのが選定理由。

 

 


3.決まってからも調整・・・

 

当初は市場そのものをまったく新しく計画しようと考えたのだけど、
規模が大きすぎて断念。(12万㎡・・・)

 

そのため、市場内を流れる海老川を境に左右で割って、
どちらかにしようとしたのだけれど、それでも西側:7万㎡、東側:5万㎡
とかの規模でこれでもきつい。

 

色々考えた挙句、
実際には住宅地となっている、市場の南側一区画分(4200㎡)を使って商業施設を建てる、
という仮定で話を進める事となった。


結局、市場自体はそのままになるので、
市場と相乗効果を生むような建築物にしよう!という方向性に。
でも結果的にこの判断で良かったと思えている。

 

 


4.完成した表紙・目次、設計主旨


なんやかんやで進めていって(笑)、表紙&目次が完成!
敷地の形である三角形を重ねて模様にしてみた。
次に貼るけど、設計コンセプトも同時に暗示できるように意識した。



              

そして設計主旨。
これはエスキースの段階で提出した物であり、
今後プレゼンボードにもっと詳しくまとめる予定。
コンセプト的にはここからほぼ変わっていない。

 

今回はプリンターが新しくなり(というか保証期間終了直後に壊れたので買った。悔しい!)、
スキャン機能が搭載された。

 


そのため前回はデジタルでダイアグラムを描いたんだけど(リンク内の画像参照)、

 

yutastation.hatenablog.com

 

今回は手書きで絵を描いて着色して作ってみた。

 


今回はここまで。次回から図面を載せていきます。