俺のメモランダム

文系大学―(卒業)→専門商社営業ー(退職)→建築系専門学生ー(卒業)→設計事務所勤務という人生を辿っているアラサーのブログ。流し読みで読める軽さを持ちながらも、考え方、情報、良かったモノやコトをうまく発信して見ている人の日常をちょっとだけ豊かにできるのを目指して書いてます。

卒業設計の課題発表。(案内図・設計概要・求積図、仕上表、配置図)

目次

 

 

 

1.案内図・設計概要・求積図

 

今回は上記を1枚にレイアウトした。

 

まずは周辺地図。これは紙面のスペースに合わせた縮尺にしたので、
キリ良く何分の1などのスケールにはなっていない。
そのため、右下に『この大きさが100m』というのを付けた。
(実はこれもgoogle mapに表示されてるものをなぞっただけ)

 


作り方としては、こんな感じ。
※元画像消えちゃったので違う画像貼ってるため、ずれてます・・・

 

①ネットよりgoogle mapの必要な部分が写ったものをスクショ
Autocad上にて、imageattachコマンドでそれを挿入
③挿入した写真は、透明度を下げたレイヤーに設定
④オブジェクトスナップをOFFにして、その上をなぞる


ランドマークとなる建物や駅は、ハッチングで表現し、
敷地・川・公園は、カラー付で表現。
以下、一部カラーで印刷する方法。

 

①画層プロパティ管理にて、新規レイヤーを作り、色を設定。
※今回は74番と240番にし、『塗りつぶし 赤』みたく名前をつけた

 

②そのレイヤーを現在画層に設定した状態で、色をつけたい部分を『塗りつぶし』でハッチング。

 

③印刷の設定で、上記の色番号の設定を『オブジェクトの色を使用』にする。
※基本的には白黒で印刷する設定にしているので、全部『黒』になっている

 

こうすることで、一部だけカラーにすることができる。
ちなみに、見やすくするため寸法も青で印刷している。

 

 

求積図は建物や敷地を三角や四角に割って合計して床面積などを求めるもの。
今回は鬼のようにきつかった。特に2階の床面積・・・(笑)

 

合ってるか不安になってきたので講師の先生に確認したところ、
実務でもこんな具合になるらしいので一安心。

 

ちなみに四角形で分割する際は、
台形はOKだが平行四辺形はNGらしい。

 

 

概要はそのまんまで、敷地や計画建物の基本情報。

 

 


2.仕上表

 

 

外部は場所⇔仕上を対にして書けたが、

内部については、今回の設計は5棟の分棟になっているので
どうやったか見やすくなるか少し大変だった。

 

結局、内部→階数→棟名→部屋名 の順で表にまとめることにした。

で、各部屋ごとに床・幅木(ある場合)・壁・天井・CH(天井高)・備考(作り付けの物)に関して表示。

 

基本的にはRC打ちっぱなし。あれ、いつのまにか安藤先生リスペクトしてたかな・・・?

 

 

3.配置図

 

 

今回は周辺建物まで入るように広域にした。
計画建物は屋根伏図にて表現。

 

もちろんだけど、縮尺が大きい分、省略して表記。
床の目地とかちゃんと書いたら真っ黒になっちゃうので(笑)

 

他ポイント

・配置図は申請上、敷地境界からの距離をしっかり描くことが重要らしい。

・今回は計画建物が矩形(角が90度の四角形)でない部分もあるため、主要な角度も記入。

 


☆紙の貼り合わせ方

 

図面はA1で作っているため、業者に頼まない限り1枚では刷れない。
(プリンターの最大対応用紙サイズはA3)

 

どうやってA1にしているか。
それは添付のとおり。

f:id:yutastation:20181216160125j:plain

 

このようにA3サイズで窓選択して4枚印刷。

 

その際、重なる部分の真ん中(どっちにも写る場所)に線を引き、
その線をカッターで切れば、
(少しA1より小さくなるけど)ぴったり合わせることが可能。

 

※説明用の絵なので、実際は重なる部分はもっと小さい