主役となる建物本体。
これは表現したかった理想と、
現実として作りあがった形が異なる(妥協した)経緯があり、
そこが一番大切な部分かと思うので
その理由やプロセスについて詳しく書きます。
目次
プランA(挫折案)
表現したい事として
『2Fデッキが各棟を貫いて一周している』
があり、そうなると
・2Fデッキのパーツは分けない
・ガラスを表現して中が見えるようにする
必要がある。
それを考慮した作り方↓↓
①2階デッキの部分を作る
②各階ごとに棟を作る(ガラスも表現)
③各階の上部をデッキの厚み分削る
④組み上げる
これが理想だと思ったのだけど、
そうするためには2Fデッキが載る部分に
『正確に欠き込みを入れ』ないと、
組みあがらない。
なぜなら5つの棟が独立して建っているため、
ズレてると2Fデッキがはまらないのと、
独立して建つ5つの棟が
・正確な場所に
・正確な位置関係(角度など)
で配置されないのだ。
言わんとしてるのはこういうこと。
きったない絵ですみませんが、伝わるかな?(笑)
で、一回やってみたんだけどまぁーうまくいかなくて。
プランB(決定案)
どうしようか考えた結果。
建物の中を通るデッキに関しては1/50断面模型で表現しようと判断し
(この時はまだ作る気でいました・・・)、
以下のように変えました。
・中にデッキが見える、っていうのはあきらめよう!
→欠き込み作業が不要に。
・そしたらガラスの表現もしなくてよくない?
→印刷での表現に。
・じゃあ2Fデッキはどうやって作るの?
→外から見える部分だけバラで作って、貼り付けよう!
作り方はこうなった↓↓
①棟ごとに、建物を作る(窓は灰色で印刷)
②3Fデッキ部分を載せる(この作業により自動的に棟の位置が決まる)
③バラで作った2階デッキ部分(外から見える部分のみ)を貼り付ける
だいぶ難しい作業がなくなりました。
各棟の型紙。なるべく単純なやり方に落とし込む事で、作るのが簡単になり、誤差も最小限に!でもなんだか負けた気がするぞ!(笑)
デッキ部分の型紙。2F部分はこのようにバラバラに。
上質紙も無駄にしないように詰め込んでます。貧乏根性(笑)
3Fデッキと芝生の色のバランスは、何度かサンプルを作って決めた。
(塗った後みたいになってるのがその名残(最終候補))
で、結果こういう感じになったわけ。
もう少し気力と技術があれば、プランAでも作り上げられたかも?
どういう仕上がりかは今は幻ですが。。。(笑)
次回からプレゼンボード!