2年カリキュラムの最終課題、卒業設計プレゼンボード。
今回はA0×2枚半、サイズでいうと2102mm×1189mm!
長辺2m越えとか、こんな大きな表現物を作るのは人生でもう一度あるのか・・・
画家にでもならない限りなさそう。
以前作ったプレボの記事
プレボでなく、普通に紙に数枚でまとめたバージョンの設計主旨を作った時の記事
このプレボにA3サイズで割ってガイド線を付けてみるとこうなる。
横5列、縦4列のA3紙で構成されていて、
だいたいA3サイズに各要素を入れているのがわかる。
あくまでセオリー通りの作り方であり、
A3のガイド線を無視して大胆にレイアウトしてイイ感じに仕上がってる人もいたので
縛られすぎなくてもよいと思う。
ここに図面、ダイアグラム、CGなどの各素材を配置していく。
文字でレイアウトに表すとこうなる。
私の場合『最終的に』こうなったということで、
・いらない素材を排除
・足りない素材を追加
・素材同士を統合
・場所を変える
・サイズを変える
・・などなどの過程を、講師の先生や友人などと
話し、変えながらやっていく。
では各素材について、配置を決めた経緯メインに、説明を書いていきます。
- ・タイトル、サブタイ、CG(アイキャッチ)
- ・地図
- ・年表
- ・設計ダイアグラム(A)
- ・スケールに関してのダイアグラム(B)
- ・分棟にした理由ダイアグラム(C)
- ・各所のCG(5枚)
- ・平面図
- ・立面図
- ・配置図
- ・断面図
- ・設計概要、仕上表
・タイトル、サブタイ、CG(アイキャッチ)
→ここを一番目立つようにする。
CGや模型写真を使うことが多い。
設計内容が一番よく表現されたものを使う。
今回はA1にした。
人によってはプレボのどまんなかに配置したり、
全体を巨大なアイキャッチにしてその中に各要素を配置する人も。
タイトルは白にして画像に入れ込んだ。
・地図
→前回と違い、広域の物も入れて誰でも場所がわかるようにした。
必要なピクトグラムを入れたり、路線を入れたり、
おおまかな情報を入れたり。
年表との大きさのバランスの問題があったんだけど、
年表は小さくしたくなかったので、地図の横幅を少し縮めた。(本当はもっと広い範囲の地図が入ってました)
・年表
→横または縦に長く使える材料。
土地の歴史は大抵の場合、
大事な情報なので必要十分なものを書くとよいと思う。
年表は文字情報が多くなりがちなので
画像などの絵とバランスに気をつける。
・設計ダイアグラム(A)
→どうやってこの形に至ったかまでの流れを現した。
なんで手塗りなの?っていう点だけど、
単にプリンターのスキャン機能を使ってみたかっただけです。笑
・スケールに関してのダイアグラム(B)
→今回の建物の各分棟のスケール感が、
ちょうど街と、市場の建物群の中間くらいだったので、
違和感なくつながるかなってアピールできると思い、急遽作った。
・分棟にした理由ダイアグラム(C)
→三角形の敷地を有効活用するというのが、
分棟にした大きな理由になっているから作成。
みんなが気になるだろう部分に対して
あらかじめ答えを用意しておくことを意識した。
・各所のCG(5枚)
→写真やCGなど塗りつぶされたタイル型の素材は、
周辺部分に配置することで安定感が出る。
枠みたいな感じになるので。
だから右側縦一列に配置した。
アーキCADを使うようになって、CGを増やすのがそこまで苦じゃなくなって最高です。
・平面図
→上から下、縦長に3つ配置。
これは各階の積層してる感じを出したかったという個人的なこだわり(笑)
着彩としては、
・デッキ→濃い茶色
・建物→カーキ色
・芝生→緑
・植栽→何色か重ねてグラデーション
にした。
キャプションは正直いるかどうか迷ったんだけど、密度を上げるため・・・
・立面図
→正直配置する適正場所が全然わからず、空いたスペースに入れた感じ(笑)
3方向それぞれのガイドを入れて、建物を手前に出ている部分
から順にグラデーションで着彩。
・配置図
→1F平面図の下に入れたかったんだけど、ここだと目につきにくい場所になり、
配置図は情報として結構重要ということでボツ。
アイキャッチのすぐ右の一等地に決定。
・断面図
→立面図と並んで、どこに配置するか迷ったシリーズ。
これも最後に空いてたとこに配置した感じかなー。
植栽部分と躯体部分、床部分を着彩。
キャプション入れた。
太陽のマークはいらなかったかも、もしくはもっと恰好良くできたかも、
なんかチープい感じです・・・
・設計概要、仕上表
→これは右下に入れたかったんだけど、CGを一列に、を
優先するとことに決めたため、左にずらした。
エクセルの味気ない表を、フォトショで色重ね合わせて装飾。
プレボまで行ったし、これで卒業設計は最後かなぁ。
書くことないときに使ってたネタが尽きてしまった。今後ももっと私生活充実させないとなぁ・・・(笑)