5/1(土) 会津プチ旅行へ。大内宿。地域のお店巡り。
GW、久しぶりにプチ旅行。
行先は福島の会津若松。
まずは初日について。
(目次)
- ○茨城ドライブ
- ○昼ご飯。『永福』でしゃも丼
- ○建築屋目線の観察
- ○山越えると天気変わる
- ○大内宿
- ○本当に隠れてたゲストハウス
- ○おばあちゃんのプレゼント
- ○ちょい飲み券で居酒屋巡り
- ○宿でのひととき
○茨城ドライブ
前日は実家泊し、朝9時頃に出発。
高速で行くか迷ったんだけど、時間も余裕があるし、
久しぶりのドライブだったので下道でゆっくり行こうと。
実家は千葉県の北の方なので、
会津までは茨城県を南北に縦断する感じでひたすら走る。
水戸を越えると、かなり自然豊かな雰囲気になってくる。
茨城って魅力度ランキング下位とかネタにされてるけど、
県北のほうは、袋田の滝とか、結構見どころもあるみたいよ!
○昼ご飯。『永福』でしゃも丼
【食べログ】
茨城県北の奥久慈というエリアは、
しゃも(軍鶏)の飼育が盛んだったため、ロードサイドに
しゃも料理店がちらほら見えたので、フィーリングで入った。
食べたのは看板メニューのしゃも丼。
1500円。(普段は1800円らしい)
浅くて広い丼に盛られていて、卵がふわふわ。
基本、しゃもの卵を使い、足りない分も地元の鶏の卵で賄っているらしい。
しゃもって漢字の通りのイメージで、デカくて血気盛んらしいんだけど、確かに
肉は噛み応えがあってプリプリしてた。
○建築屋目線の観察
福島県に入るとかなり山に囲まれた景色になってくる。
完全にニッチな部分なんだけど(笑)、
矢祭町、塙町、棚倉町あたりから、
道路の両脇の民家に、むくりのついた赤い板金屋根で、
妻入りで、ケラバが長く出てる家が多いエリアがいくつかあった。
なんだろう、道は南北に伸びてたので、朝日や西日をよけるとか?
なにか『みんながやってるから』ではない合理的な理由がありそうな気がする。
このエリアで設計する事はまぁー無いだろうけど、
気づいたことは積極的に調べたり聞いたりするのは、
地域にあった建物の設計をする、という点においては重要なのではなかろうか。
建売って全国どこでも同じだからね。良い面もあるんだけど、多様性も大事にしたい。
○山越えると天気変わる
途中から雨が降り出し、途端にどしゃ降りに。車外の気温も下がってきて、いきなり嫌だなぁと思ったけど
甲子トンネルという長ーいトンネルを抜けたらさっきまでの天気が嘘のような晴天!
スノボ行くと、トンネル抜けたら雪景色ってあるけど、
ほんと山越えると全然天気違うんだなぁ。
異世界に迷い込んだ感あって良かった(笑)
会津鉄道にぶつかって、『塔のへつり』駅あたりは川と断崖が続いてキレイ。
旅行来たなぁって感じがすごく出てきた。
○大内宿
塔のへつり駅らへんから脇道に入って、川を横に見ながら登っていく。
この川は流れが急で、白波が立ってきれいだった。
上りきると有名な『大内宿』がある。
ここは昔の宿場町で、メイン通りの両側に茅葺き屋根の家が並んでいる。
通りの一番奥から。
ネギを箸にして食べるそばが有名。↓↓
途中、雑貨屋さんの前にかわいい黒猫がいた。
店主が『フリー素材だから、いくらでも撮って!』って言ってたので
遠慮なく。
あれ?
お前も大変だな・・・
まぁ、特に何をしたわけじゃないんだけど、
静かな山あいの観光地で癒されたのでヨシ!
白川郷行った時も思ったんだけど、
宿もあったので、こういう場所に冬とかに泊まって、
雪景色を楽しむのもアリかもしれんね。
○本当に隠れてたゲストハウス
大内宿からは会津若松までは車で30分くらい。
ここで激しい雨に降られる。
2年前のGWの時も同じようなことあったな・・・
この時と違いパワーウインドウ完治してたので良かった(笑)
とりあえず近くのコインパーキングで弱まるのを待ってから
宿に向かうが・・・
入口がわからん!!!
何度も通ったんだけどマジでわからん。
ちょっと考えて、絶対違うだろと半笑いで、
『孫悟空』と『よさく』の間のどう見ても店の納品口としか思えない
幅1mくらい路地を入ってみた。そしたら正解でしたww
なぜか公式サイトにも詳しい記載がなかったので、代わりに私が!
○おばあちゃんのプレゼント
チェックインして一通り説明を聞いた後、
まずお風呂に入りたかったので、近くの『竹の湯』というオーナーおすすめの銭湯へ。
この宿ではタオルとシャンプー、コンディショナー、ボディソープが入ったカゴを
貸してくれるので、それを持ってGo!
昔ながら~の銭湯だった。
オーナーも念を押してた通り、お湯はめっちゃ熱め!w
まぁ私は幼少期から祖父の後の風呂で何度もこういう経験してるおかげか、
わりと大丈夫でしたw
帰り際、番台のおばあちゃんから
『隠れ家の人かい?』って聞かれた。(カゴでわかるんでしょう)
はい!って言ってしばらく世間話。
そしたら帰り際『来てくれてありがとね』って赤べこのキーホルダーを頂いた!
かわいい。小さいけどちゃんと首が動くやつ。
なんか、RPGでよくある『特定のどうぐを持っていると発生する、アイテムがもらえるイベント』みたいだった(笑)
でも隠れ家、こういう街と旅行者のつながりを作ってて、すごい。
この銭湯、最近は営業日・営業時間とも短くなっていってるらしい。
前に下諏訪に行った際泊まった、老夫婦が営む宿も
数年後にやめてしまったという経験があって、
仕方ないことなんだと思うけど、ここもそうなってしまうように思えた。
最初で最後になると思うけど、利用できてよかった。
○ちょい飲み券で居酒屋巡り
どこ主宰なのかわからないけど、宿のオーナーから
こんな券をもらった。
おいしそうな料理がたくさんのっているけど、なんとこれ全部1000円!
せんべろ居酒屋ってよくいうけど、2回まで使えるちょい飲み券みたいな。
2件いけば2杯だから、イイ感じにほろ酔いになってお腹もふくれますな。
※お酒なしで料理だけのお店もある!
入ったのが、宿のすぐ横の『よさく』
【食べログ】
・日本酒
・アボガドのラビオリ
・刺身(まぐろ中落ち)
・(写真に写ってないけど)砂肝串
これで1000円は凄すぎないか・・・?
アボガドのラビオリが醤油とよく合っておいしかった!
ちなみにおばあちゃんにもらった赤べこがコチラ。
『savai』
【食べログ】
ここはちょい飲み券にはのっていないんだけど。
2件目として行こうと思っていたカレー屋が時短営業で閉まっていたので、
たまたま見つけたこのカレー屋にした。
スパイスのビンがずらっと並んでいる。
地元の若者の交流の場みたいな雰囲気。
私はカウンターで黙々とカレーだけ食べましたw
大きい皿にカレー、サフランライス、サラダ、あと3品くらい盛り合わさってて、
ボリュームもあって、カレーはスパイスたっぷりな味で、超美味しかった!
2泊するんだったらまた食べに行ってたレベル。
帰ってオーナーに報告したら、ひっそりと有名らしく、
この店はかなりカレーに対して研究熱心なようだ。それだけのことはあるなって思った。
○宿でのひととき
この日泊まりに来てたのは、
会社の同期という同い年くらいの3人組、
東京からソロで来たおじちゃん、
常連の女性2人組。
本来は障子で区切られている8畳のスタッフルームも開放し、
各所に小テーブルを配置することで、密を防いでいました。
ゲストハウスは前から書いてるように一人旅ではほんとオススメで、
普段会わないようなタイプの宿泊者と交流できるってのももちろんなんだけど、
自然に色々情報を知れるのも良い点だ。
・喜多方ラーメンの話になる → オススメ店を4店舗くらい教えてもらえる
・仕事を聞かれて建築関係と言う → 末廣酒造の嘉永蔵とか、好きだと思いますよ!と教えてもらえる
とか。
編集されたパンフレットもいいけど、現地で宿をやってる人の情報は
もちろんその人の好みは入ってくるけど、鮮度も高くて好きだ。
22時で消灯。マスクして寝たので苦しかったけど、まぁ仕方ないです。
続く