青春描写の解像度が高すぎる。漫画『放課後インソムニア』感想
オジロマコトさん作。
漫画全14巻読破しました。
主人公ガンタとヒロインのいさきが不眠症をきっかけに出会うところから始まるお話。
恋愛系でもあり、青春系でもあり。
実は自分はこういうジャンルはちょっと苦手だったりする。
のだけど、この作品は全然好きでハマってしまった。
良質な青春成分がタップリ取れる。
作者のオジロマコトさん、もちろんいい大人だと思うんですが笑、
なんでこんなに現役で高校生やってます、
みたいな高い解像度で青春を描けるんだろう、すごすぎる。
基本、本筋とは関係ないんだけど、ちょっとした登場人物たちのやり取りだったり、
仕草だったり、ふれあいだったり、くだらない遊びだったり、なんかそういうのが
随所に散りばめられていて、より一層この作品にどっぷり引き込まれた。
こんなくだらない事してるヤツいたわ、と思ったり、
非モテの自分には縁がなくて、羨ましいなー、
とか、そういう方面で心に刺さってしまう描写も多数・・・笑
去年アニメ化・映画化もされたようだ。
アニメは13話まで作られてて、いい感じのとこまで進んでるようだし、見てみようかな。
実写映画も高評価のようで、青春系、恋愛系の実写作品ってマンガ以上に苦手なんですが笑、
食わず嫌いせず見てみようかなと思わされた!
ちなみに舞台は石川県七尾市。北陸の綺麗な情景や、星空、雰囲気が漫画からでも伝わってくる。
現在、能登半島地震が起きており大変な地域だ。
もしかしたらこのブログを見ている中にも被災された方がいるかもしれない。
大変な状況でしょうが、いつか必ず希望は見えてくると思うので、
どうか少しでも前向きに過ごしてもらえればと思います。
個人的には、状況が落ち着いたら能登に旅行がてら、聖地巡礼もしてみようかなと。
観光して、地元の店などにお金を使うことが、良い支援の形かなと思うので。
ではでは