俺のメモランダム

文系大学―(卒業)→専門商社営業ー(退職)→建築系専門学生ー(卒業)→設計事務所勤務という人生を辿っているアラサーのブログ。流し読みで読める軽さを持ちながらも、考え方、情報、良かったモノやコトをうまく発信して見ている人の日常をちょっとだけ豊かにできるのを目指して書いてます。

初めて大河ドラマを1年通して観た感想。

今までいろいろとドラマを見てきたわけだけど、
なんか違うテイストのものも見てみたいなーと思い。
数週間見てたら、めちゃくちゃ面白くて最後まで夢中で見続けてしまった。

 

 

今年は、『おんな城主直虎』、主演は柴咲コウさん。
舞台は静岡。自分も去年、短い間だけど仕事で赴任していたので、
タイミングいいなぁと(笑)

 


井伊家が治める井伊谷という場所が舞台で、
正直例年の大河と比べると、あまり有名でない場所。

 

井伊谷は、一言で言えば弱小なんだけど、
だからこそ、生き抜き方とか、危機の切り抜け方が
バラエティに富んでいて毎度楽しめた。

 

 


時代は戦国時代。
その中で井伊は、常に優勢な方や、自分達にメリットがある方を正確に見抜いてそちらに付く、
という方法で存続していく。

 

計画を実行する際にも、権力があるものと衝突しないよう、本音と建て前を使い分けたり、

いかに角が立たないように動くかを考えてたり。

 

争いや戦をいかに避けるか、という戦いをするのがとても面白かった。

 


で、戦略を練る時には囲碁を打つってのがこの作品ではお決まりで、
囲碁シーンがたびたび出てくるんだけど、
それがのちのち深い感動を運んでくるんですよ・・・
その演出がとてもよかった。

 

 


キャストのみなさんの演技も素晴らしかった。

 

個人的に好きなのは政次と万千代と方久。

3人ともタイプ違うけどw

 

 


史実は曲げられないから、大河ドラマってある意味『ネタバレ』してる状態ではあるんだけど、
オリジナルドラマやオリジナルアニメとは違って、
史実に至るまでの過程の作りこみで
ここまで面白くなるのってすげーな、と思った。

 

 

来年の『西郷どん』とは時代が違うからなんとも言えないけど、
去年の『真田丸』と『おんな城主直虎』は、
終盤あたりで真田丸で描かれた時代と重なってくるので
そのときの真田丸のシーンが浮かんでくるのが面白かったらしい。
(と、Twitterでフォローしてるファンの人が言ってました(笑))

 

 

大河ドラマって、数年見れば、歴史のつながりがわかってくると思う。
もし小さい頃から大河ドラマに親しんでたら、もっと歴史の授業とかもっと楽しく受けられたかもしれないな、
と思いました(笑)