俺のメモランダム

文系大学―(卒業)→専門商社営業ー(退職)→建築系専門学生ー(卒業)→設計事務所勤務という人生を辿っているアラサーのブログ。流し読みで読める軽さを持ちながらも、考え方、情報、良かったモノやコトをうまく発信して見ている人の日常をちょっとだけ豊かにできるのを目指して書いてます。

お金に関する見方が変わる。 お金2.0/佐藤航陽 感想

今、売れてる本のランキングトップであり、
電車内にも広告とかよくされてる本です。

 

自分はビットコインや仮想通貨に興味があって買ったのだけど、
結果的に、それ以上の良さがあった。

 

作者は大学の頃から事業を起こし、
事業である意味『実験』をしながら、お金の仕組みや本質について
研究してきたおもしろい人。

 

 

○1~5章のざっくりした内容

 

【1章】
お金とは何かについて色んな角度から考察がされている。
この章が一番長くて、100ページ以上w

 

個人的には、組織論みたいなのが書かれている部分が面白かった。
すべての組織やサービスは寿命があって、それを前提にして行動するべきだ、とか、
哲学によってその寿命は少し伸ばせる、とか。

 

お金に関して、考えてみればそうなんだけど、なかなか文章にしにくいことが
わかりやすく説明されてて感動。

 

 

【2章】

様々な実例を踏まえて、1章で語られてきた、新しい経済が
どういう形で世の中に浸透しているのかが書かれる。

 

今までなんかのニュースで聞いたことがあった事例も出てきたけど、
1章を読んだ後で改めて各事例に触れると、
流行ってる理由、というか仕組みがわかって、納得できるものも多かった。

 

 

【3章】
従来までの資本主義の限界が見え始めた件について触れたあと、
著者が今後、力を持ってくると予想する『価値主義』についての説明がある。

 

理屈が丁寧に説明されるので、『価値主義』がある程度普通になっていくだろうな、
っていうのも結構納得できた。

 

 

【4章】
人々は今後お金から解放されていくだろう、っていうことと、その理由が説明される。
自分もある程度共感できたし、実際そういう世の中になって欲しいなって思った。

 


【5章】
未来の話。
書かれた事がどこまで現実になるのかわからないけど、すごくワクワクした。
そういう文章が書けるってすごいなと純粋に思った。
俺も文章力磨こう(笑)

 

 

というわけで、なんか大々的に宣伝されてる本って、
小説とかは逆に読んでみたくなるんだけど、
自己啓発本とかお金関係の本だとなんだかうさんくさいイメージがあった。

 

けど、買うか迷ってたときにTwitterで佐藤さんのアカウント見つけて、つぶやきを眺めてたら
なんかこの人からはそういう胡散臭い匂いを感じないな、と思ったので購入した。

 

自分のこういう購買行動も今後は増えていくのかもな。
価値主義ってこういうことかもしれない(笑)

 


普段接している『お金』の本質を考えたい人や
お金の未来について興味がある人は買って損は無いかと思う。
ほんと面白かったです。

 

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